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肌理
ふりがな文庫
“肌理”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きめ
98.6%
きり
1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きめ
(逆引き)
そこでなければ味われない
肌理
(
きめ
)
の細かい風の音と、健康を喚び覚させるような辛辣な空気の匂とは、私の好きなものの一つであった。
艸木虫魚
(新字新仮名)
/
薄田泣菫
(著)
胸の厚い、たくましい筋骨の、
肌理
(
きめ
)
のこまかい、まっ白な身体が、秋の陽に、まぶしく、光っているようである。胸毛が、濃い。
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
肌理(きめ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
きり
(逆引き)
母親そつくりの
肌理
(
きり
)
のこまかい
瓜実
(
うりざね
)
顔をして、少女のやうなぱつちりした眼をおどおどと伏眼にし、何かものを言ふときは女性の語尾を使つて、肩でしなを作りさへしたものだつた。
少年
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
肌理(きり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“肌理”の意味
《名詞》
肌 理 (きり)
皮膚や物の表面の模様の細やかさや感触。
(出典:Wiktionary)
肌
常用漢字
中学
部首:⾁
6画
理
常用漢字
小2
部首:⽟
11画
“肌理”で始まる語句
肌理濃
検索の候補
肌理濃
纖腰一握肌理細膩
“肌理”のふりがなが多い著者
近松秋江
谷崎潤一郎
ニコライ・ゴーゴリ
小島烏水
夏目漱石
幸田露伴
薄田泣菫
林不忘
柳宗悦
石川啄木