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瓜実
ふりがな文庫
“瓜実”の読み方と例文
旧字:
瓜實
読み方
割合
うりざね
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うりざね
(逆引き)
瓜実
(
うりざね
)
顔、富士額、薄い受口、切長の眼、源女に相違ないのであった。ただ思いなしか一年前より、痩せて
衰
(
おとろ
)
えているようであった。
剣侠
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
腕組をして枕元に
坐
(
すわ
)
っていると、
仰向
(
あおむき
)
に寝た女が、静かな声でもう死にますと云う。女は長い髪を枕に敷いて、
輪郭
(
りんかく
)
の
柔
(
やわ
)
らかな
瓜実
(
うりざね
)
顔
(
がお
)
をその中に横たえている。
夢十夜
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
旧領地佐賀野の
零落
(
れいらく
)
した酒づくりの娘で、礼儀作法も心得、品もよく、その顔だちも
瓜実
(
うりざね
)
型の淋しいところはあったが、
先
(
ま
)
ず何処と言って難のない美人といえる小娘であった。
面
(新字新仮名)
/
富田常雄
(著)
瓜実(うりざね)の例文をもっと
(9作品)
見る
瓜
漢検準1級
部首:⽠
6画
実
常用漢字
小3
部首:⼧
8画
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