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ちくび
ふりがな文庫
“ちくび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
乳首
50.0%
乳頸
21.4%
乳嘴
7.1%
乳頭
7.1%
地頸
7.1%
蓄備
7.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乳首
(逆引き)
又ヨチヨチと
這
(
は
)
い寄って、ポッチリと黒い鼻面でお
腹
(
なか
)
を探り
廻
(
まわ
)
り、漸く思う柔かな
乳首
(
ちくび
)
を探り当て、
狼狽
(
あわて
)
てチュウと吸付いて、小さな両手で
揉
(
も
)
み
立
(
た
)
て揉み立て吸出すと
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
ちくび(乳首)の例文をもっと
(7作品)
見る
乳頸
(逆引き)
「嫌だつて云ふのに、オツパイなんか飲ませたら、おツ母さんの
乳頸
(
ちくび
)
を
噛
(
か
)
み切つてやるぞ。」
熊と猪
(新字旧仮名)
/
沖野岩三郎
(著)
ちくび(乳頸)の例文をもっと
(3作品)
見る
乳嘴
(逆引き)
「ふむ、
大分
(
だいぶん
)
大きくなった
乳嘴
(
ちくび
)
にぼっと色が着いて、肩で
呼吸
(
いき
)
して、……見た処が
四月
(
よつき
)
の末頃、もう確かだ。それで可しと、掻合せてやんなよ、お寒いのに。」
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ちくび(乳嘴)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
乳頭
(逆引き)
『なんじを宿せし母胎と、なんじを養いし
乳頭
(
ちくび
)
は幸いなり』、別して乳頭でございますて! あなた様はただ今『自分を恥じてはならぬ、これはいっさいのもとだ』
カラマゾフの兄弟:01 上
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
ちくび(乳頭)の例文をもっと
(1作品)
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地頸
(逆引き)
そこの平地、
地頸
(
ちくび
)
、わずかな斜面の“勝負ノ壇”などをいれても、ここで活動できる兵力の限度は、せいぜい五、六百人にとどまり、千人を容れるのは無理であることが一ト目で分ろう。
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ちくび(地頸)の例文をもっと
(1作品)
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蓄備
(逆引き)
「——さればこそ、わが家においても、さきには金剛山の寄手にも加わり、一
倉
(
そう
)
、二倉とあるかぎりな
蓄備
(
ちくび
)
の稲も
税物
(
ぜいもつ
)
にささげ、また去年も
銭
(
ぜに
)
一万貫、この一月にも五千貫と、仰せつけのまま課税はずいぶんさし出しておる」
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ちくび(蓄備)の例文をもっと
(1作品)
見る
“ちくび”の意味
《名詞》
乳房の先の突起状の物。乳頭。ちちくび。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
にふし
にゅうし
にうたう
にうとう
ニツプル
たたら
ちちくび
ちゝくび
ちッくび
ちヽくび