“ジャングル”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
藪地30.0%
密林30.0%
大藪地10.0%
叢林10.0%
森林帯10.0%
植物帝国10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほとんど幾十という人間の顔が藪地ジャングルから私達の方を瞬きもせずにみつめている。それは確かに人間の顔だ。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
アフリカの密林ジャングルのなかにライオンやひょうなどの猛獣がすんでいて、人や弱い動物を食い殺すことはごぞんじじゃろう。それとおなじように、宇宙にはおそろしい猛獣がすんでいるのじゃ。
怪星ガン (新字新仮名) / 海野十三(著)
ちょっと形容が大げさだが、いわば人跡未踏ともいうべき、この渋沢の大藪地ジャングルに、路がついているということは、相当驚いてもよさそうであった。
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
二匹のけものが這うように、先へ先へと這ってゆく、大藪地ジャングルの裾まできた時である。
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
アフリカの叢林ジャングルもかくやと思うばかりに、棕櫚しゅろの大鉢を並べ立てた薄暗い部屋の隅から、「これは、これは、ようこそ御入来」といいながら立ちあがって来た、眼の鋭い
結局は森林帯ジャングルに逃げ込む ヱチオピア土民軍のやうなものだ
以下はこの錫蘭島の提供する吸引物アトラクションのほんのすこしの例——豪華な見物自動車。十一人で十一か国語を話し、しかもあんまりチップを期待しない奇跡的案内者組合。日光と雨量。植物帝国ジャングルへの侵入。
ヤトラカン・サミ博士の椅子 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)