“そうりん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
叢林61.7%
倉廩14.9%
相輪8.5%
宗麟6.4%
宗懍2.1%
巣林2.1%
蒼林2.1%
藪林2.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大きくはないが喬木(きょうぼく)が立ち籠(こ)めて叢林(そうりん)を為した処もある。そしてその地には少しも人工が加わっていない。全く自然のままである。
すなはち従ひ来れる馬士(まご)を養ひて家人となし、田野を求めて家屋倉廩(そうりん)を建て、故郷京師(けいし)に音信(いんしん)を開きて万代の謀(はかりごと)をなす傍(かたわら)、一地を相して雷山背振の巨木を集め
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
小手をかざして塔の上の方を見上(みあげ)るならば、五重塔の素(す)ッ天辺(てっぺん)、緑青(ろくしょう)のふいた相輪(そうりん)の根元に、青色の角袖(かくそで)の半合羽を着た儒者の質流れのような人物が、左の腕を九輪(りん)に絡みつけ
平賀源内捕物帳:萩寺の女 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
この殿様というのが、大友義鎮(よししげ)、後に宗麟(そうりん)と名を変えた人であります。この対面の時というのが、実に大変なものでありまして、ポルトガル商船の一行は、豪華版をひろげたのであります。
晋の宗懍(そうりん)の『荊楚歳時記(けいそさいじき)』註に魏の董勛(とうくん)の『問礼俗』に曰く、正月一日を鶏と為(な)し、二日を狗(いぬ)と為し、三日を羊、四日を猪(い)、五日を牛、六日を馬、七日を人と為す。
なになに漣子(れんし)どの、巣林(そうりん)より、さて近松様からの書状じゃ。(口の中に黙読する、最後に至りて声を上げる)
藤十郎の恋 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
矢は急霰(きゅうさん)のように追ったが、徐栄軍はついに追いきれなかった。曹操たちは、一叢(ひとむら)の蒼林(そうりん)を見て、ほっと息をついた。見ると五百ばかりの兵馬がそこにいる。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
明くれば早暁(さうげう)、老鶯の声を尋ねて欝叢たる藪林(そうりん)に分け入り、旧日の「我(われ)」に帰りて夢幻境中の詩人となり、既往と将来とを思ひめぐらして、神気甚だ爽快なり。
三日幻境 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)