藪林そうりん)” の例文
明くれば早暁さうげう、老鶯の声を尋ねて欝叢たる藪林そうりんに分け入り、旧日の「われ」に帰りて夢幻境中の詩人となり、既往と将来とを思ひめぐらして、神気甚だ爽快なり。
三日幻境 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)