“義鎮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よししげ66.7%
よししず33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
豊後ぶんごの大友フランシスコ義鎮よししげ肥前ひぜんの大村バルトロメオ純忠すみただなどの場合がそれだ。
ハビアン説法 (新字旧仮名) / 神西清(著)
この殿様というのが、大友義鎮よししげ、後に宗麟そうりんと名を変えた人であります。この対面の時というのが、実に大変なものでありまして、ポルトガル商船の一行は、豪華版をひろげたのであります。
「は」というと三十二、三、薄あばたのあるさむらいが、「大友義鎮よししず、大村忠純ちゅうじゅん有馬晴信ありまはるのぶというような西国方の大名が、帰依したように存じますが」
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
嘗つて某の父元就四万騎をもって大友修理大夫義鎮よししずの三万騎を九州多々良浜たたらがはまに七度まで打破った時に、この宗茂の父伯耆守、僅か二三千騎をもって働き、ついに大友の勝利に導いた事がある。
碧蹄館の戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)