“よししず”の漢字の書き方と例文
語句割合
義鎮100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「は」というと三十二、三、薄あばたのあるさむらいが、「大友義鎮よししず、大村忠純ちゅうじゅん有馬晴信ありまはるのぶというような西国方の大名が、帰依したように存じますが」
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
嘗つて某の父元就四万騎をもって大友修理大夫義鎮よししずの三万騎を九州多々良浜たたらがはまに七度まで打破った時に、この宗茂の父伯耆守、僅か二三千騎をもって働き、ついに大友の勝利に導いた事がある。
碧蹄館の戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)