“豊後”の読み方と例文
旧字:豐後
読み方割合
ぶんご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分が最も熱心にウォーズウォルスを読んだのは豊後ぶんご佐伯さいきにいた時分である。自分は田舎いなか教師としてこの所に一年間滞在していた。
小春 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
筑前領で手をかけては面倒になるし、又、油断もしおるまいと思うたけに、思い切って豊後ぶんごと筑前境いの夜明の峠道で待ち受けたわい
雷はめったに落ちるものでないから、この経験はそう当てにならない。『豊後ぶんご方言集』にはこの地方の名称が幾つも挙げられている。