“豐後”の読み方と例文
新字:豊後
読み方割合
ぶんご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで豐後ぶんごのウサにおいでになりました時に、その國の人のウサツ彦・ウサツ姫という二人が足一つあがりの宮を作つて、御馳走を致しました。
中世紀の僧侶でもあり、名高い畫家でもあつた雪舟は出世修養期を周防すはう雲谷庵うんこくあんに、みんより歸朝後の活動期を豐後ぶんご(?)の天開樓に送つた後、石見に來てその最後の老熟期に達したといはれてゐる。
山陰土産 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)