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豊後節
ふりがな文庫
“豊後節”の読み方と例文
読み方
割合
ぶんごぶし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぶんごぶし
(逆引き)
御留守居与力をやめて
豊後節
(
ぶんごぶし
)
の三味線弾きになり下った、原武太夫の推薦で大須賀の用人格になったものだが、こんどはまたお糸という娘をお側へ上げ
鈴木主水
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
二世
荻江露友
(
おぎえろゆう
)
といって、江戸唄の
豊後節
(
ぶんごぶし
)
からわかれたこの流派では、名人だったが、安政の大地震で、
亡
(
な
)
くなるし、母もないし、男の兄弟は、やくざで、一人は
兇状
(
きょうじょう
)
を食らって
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
種彦は丁度
豊後節
(
ぶんごぶし
)
全盛の昔に流行した
文金風
(
ぶんきんふう
)
の
遊冶郎
(
ゆうやろう
)
を見るように両手を
懐中
(
ふところ
)
に肩を落し
何処
(
どこ
)
を風がという
見得
(
みえ
)
で、いつのほどにか名高い
隅田川
(
すみだがわ
)
という
酒問屋
(
さかどんや
)
の前
辺
(
あた
)
りまで来たが、すると
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
豊後節(ぶんごぶし)の例文をもっと
(4作品)
見る
豊
常用漢字
小5
部首:⾖
13画
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
節
常用漢字
小4
部首:⽵
13画
“豊後”で始まる語句
豊後
豊後守
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豊後介
豊後梅
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豊後水道
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“豊後節”のふりがなが多い著者
吉川英治
久生十蘭
永井荷風