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岩根
ふりがな文庫
“岩根”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いはね
63.6%
いわね
36.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いはね
(逆引き)
天業
(
てんげふ
)
恢弘
(
くわいこう
)
の
黎明
(
しののめ
)
、鎭みに鎭む底つ
岩根
(
いはね
)
の上に
宮柱
(
みやばしら
)
太
(
ふと
)
しき立てた
橿原
(
かしはら
)
の
高御座
(
たかみくら
)
を、人皇第一代
神倭磐余彦
(
かむやまといはれひこ
)
の
天皇
(
すめらみこと
)
を、ああ、
大和
(
やまと
)
は國のまほろば、とりよろふ
青垣
(
あをがき
)
、
鵄
(
とび
)
は舞ひ
新頌
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
空高く桜咲けどもわがたどる一本の道は
岩根
(
いはね
)
こごしき
桜
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
岩根(いはね)の例文をもっと
(7作品)
見る
いわね
(逆引き)
「
黄泉
(
よみ
)
の
岩根
(
いわね
)
」と呼ばれる谷には、半分獣半分人間の「獣人」どもが住んでいて、あらゆる邪悪の振る舞いをし、
禍日
(
まがつび
)
の製造にいそしんでいた。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「……
大鳥
(
おおとり
)
の
羽
(
は
)
がひの山に、わが恋ふる
妹
(
いも
)
はいますと人のいへば、
岩根
(
いわね
)
さくみてなづみ来し、よけくもぞなき。
現身
(
うつそみ
)
とおもひし
妹
(
いも
)
が、玉かぎるほのかにだにも見えぬ、思へば。」
大和路・信濃路
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
岩根(いわね)の例文をもっと
(4作品)
見る
岩
常用漢字
小2
部首:⼭
8画
根
常用漢字
小3
部首:⽊
10画
“岩”で始まる語句
岩
岩窟
岩魚
岩角
岩代
岩屋
岩石
岩壁
岩礁
岩畳
“岩根”のふりがなが多い著者
末吉安持
上田敏
蒲原有明
北原白秋
国枝史郎
吉川英治
岡本かの子
堀辰雄
野村胡堂