“義疏”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎしょ50.0%
ぎそ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「級照」「剌竹」ともに枕詞まくらことばであるが、他は解を要するまでもなかろう。十七条憲法や義疏ぎしょの根底にひそむ精神の発露と申していいであろう。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
何故かくも信仰が深かったのだろうか——。上宮太子じょうぐうたいし義疏ぎしょのごとく、仏教について内奥ないおうの思念を直接語られたような文書はもとより伝わっていない。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
義疏ぎそのふでたまたまおきてゆふかげにおりたたしけむこれのふるには
大和路・信濃路 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)