義疏ぎしょ)” の例文
「級照」「剌竹」ともに枕詞まくらことばであるが、他は解を要するまでもなかろう。十七条憲法や義疏ぎしょの根底にひそむ精神の発露と申していいであろう。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
何故かくも信仰が深かったのだろうか——。上宮太子じょうぐうたいし義疏ぎしょのごとく、仏教について内奥ないおうの思念を直接語られたような文書はもとより伝わっていない。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)