“よりどころ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
45.8%
拠所12.5%
所拠12.5%
8.3%
根拠8.3%
依拠4.2%
拠処4.2%
拠点4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かく著者が樗を「おうち」、臭椿を「くそつばき」とするに至っては仮令たといそこにどんなよりどころがあったとしても、それは杜撰ずさんの甚だしいものである。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
それに何かの拠所よりどころでもあったかして、この夜の彦兵衛の仕事にはぐっと念が入り、あのとおり近江屋から神田の代地、そこから正覚橋の向うへまでお艶を尾けて、引続き藤吉を先頭に
虚譚のようだが全く所拠よりどころなきにあらず、『旧唐書くとうじょ』に払菻国ふつりんこく羊羔ひつじのこありて土中に生ず、その国人その萌芽ほうがを伺い垣をめぐらして外獣に食われぬ防ぎとす。
かんがへのよりどころは後に至つて明かならん。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
が、日を経るにつれて、この、考えてみると根拠よりどころのない期待は、薄らぐ一方だった。万一もしやはかない希望が、しんしんと心を刻む痛さ、寒さに、置き代えられて来た。
それとも別に依拠よりどころのある仮作名であるか、一体ドコを指すのであろう。
八犬伝談余 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
そういうことは皆間違いで一つも拠処よりどころがない。
「君。想像は禁物だよ。チャンとした拠点よりどころのある証言を基礎として考えなくちゃ……」
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)