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拠所
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よりどころ
ふりがな文庫
“
拠所
(
よりどころ
)” の例文
旧字:
據所
少なくも記録に
拠所
(
よりどころ
)
がなく、顔などは
面長
(
おもなが
)
であったか、
丸顔
(
まるがお
)
か、また肥えていたか、
痩
(
や
)
せていたか、そういうことが一切分らんのでした。
幕末維新懐古談:68 楠公銅像の事
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
それに何かの
拠所
(
よりどころ
)
でもあったかして、この夜の彦兵衛の仕事にはぐっと念が入り、あのとおり近江屋から神田の代地、そこから正覚橋の向うへまでお艶を尾けて、引続き藤吉を先頭に
釘抜藤吉捕物覚書:05 お茶漬音頭
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
愛宕山は七高山の一として修験の大修行場で、本尊は
雷神
(
らいじん
)
にせよ
素盞嗚尊
(
すさのおのみこと
)
にせよ
破旡神
(
はむじん
)
にせよ、いずれも
暴
(
あら
)
い神で、この頃は既に勝軍地蔵を本宮とし、奥の院は太郎坊、天狗様の
拠所
(
よりどころ
)
であった。
魔法修行者
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
それから、
鎧
(
よろい
)
ですが、これは
漠
(
ばく
)
としてほとんど
拠所
(
よりどころ
)
がありません。
大和
(
やまと
)
河内地方へ行けば、
何処
(
どこ
)
にも楠公の遺物と称するものはいくらもあるけれども、一つも確証のあるものはない。
幕末維新懐古談:68 楠公銅像の事
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
拠
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“拠”で始まる語句
拠
拠処
拠無
拠点
拠地
拠城
拠住
拠陣
拠物線