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萌芽
ふりがな文庫
“萌芽”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほうが
89.8%
はうが
4.1%
きざし
2.0%
めざし
2.0%
めばえ
2.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほうが
(逆引き)
この年齢に達したイエスに、神をわが父と呼び、神の宮をわが父の家と呼ぶ一種特別なる宗教的自覚の
萌芽
(
ほうが
)
が現われたものとみえる。
キリスト教入門
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
萌芽(ほうが)の例文をもっと
(44作品)
見る
はうが
(逆引き)
平八郎は
其儘
(
そのまゝ
)
端坐
(
たんざ
)
してゐる。そして熱した心の内を、此陰謀がいかに
萌芽
(
はうが
)
し、いかに生長し、いかなる曲折を
経
(
へ
)
て今に至つたと云ふことが夢のやうに往来する。平八郎はかう思ひ続けた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
萌芽(はうが)の例文をもっと
(2作品)
見る
きざし
(逆引き)
お美しいこと、父帝が
溺愛
(
できあい
)
しておいでになることなどを始終聞かされていたのがこの恋の
萌芽
(
きざし
)
になったのである。
源氏物語:35 若菜(下)
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
萌芽(きざし)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
めざし
(逆引き)
僕の精神状態がいつの間にか変化してきたは、隠すことの出来ない事実である。この日初めて民子を女として思ったのが、僕に邪念の
萌芽
(
めざし
)
ありし何よりの証拠じゃ。
野菊の墓
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
萌芽(めざし)の例文をもっと
(1作品)
見る
めばえ
(逆引き)
成程お勢はまだ若い、血気も
未
(
いま
)
だ定らない、志操も
或
(
あるい
)
は根強く有るまい。が、
栴檀
(
せんだん
)
は
二葉
(
ふたば
)
から
馨
(
こう
)
ばしく、
蛇
(
じゃ
)
は一寸にして人を呑む気が有る。文三の眼より見る時はお勢は所謂
女豪
(
じょごう
)
の
萌芽
(
めばえ
)
だ。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
萌芽(めばえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“萌芽”の意味
《名詞》
萌芽(ほうが)
芽が出ること。
物事が起こること。また、起こるもとになるもの。
(出典:Wiktionary)
萌
漢検準1級
部首:⾋
11画
芽
常用漢字
小4
部首:⾋
8画
“萌”で始まる語句
萌
萌黄
萌黄色
萌葱
萌黄匂
萌出
萌黄縅
萌黄緞子
萌初
萌黄紗
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