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萌芽
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はうが
ふりがな文庫
“
萌芽
(
はうが
)” の例文
平八郎は
其儘
(
そのまゝ
)
端坐
(
たんざ
)
してゐる。そして熱した心の内を、此陰謀がいかに
萌芽
(
はうが
)
し、いかに生長し、いかなる曲折を
経
(
へ
)
て今に至つたと云ふことが夢のやうに往来する。平八郎はかう思ひ続けた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
将来発展すべき
萌芽
(
はうが
)
をも持つてゐる積りである。併し帰つて行く故郷には、その萌芽を育てる雰囲気が無い。少くも「まだ」無い。その萌芽も
徒
(
いたづ
)
らに枯れてしまひはすまいかと気遣はれる。
妄想
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
“萌芽”の意味
《名詞》
萌芽(ほうが)
芽が出ること。
物事が起こること。また、起こるもとになるもの。
(出典:Wiktionary)
萌
漢検準1級
部首:⾋
11画
芽
常用漢字
小4
部首:⾋
8画
“萌”で始まる語句
萌
萌黄
萌黄色
萌葱
萌黄匂
萌出
萌黄縅
萌黄緞子
萌初
萌黄紗