“萌出”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もえいづ75.0%
ほうしゅつ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
晴れ渡る空は日毎に青く澄む色の深さを増し、照りつゞく日の光は、咲きそろふ花の色と萌出もえいづ若草わかぐさの緑を一層あざやかに引立せる。
歓楽 (旧字旧仮名) / 永井荷風永井壮吉(著)
同じくこの永劫えいごふの春——夜の白羊宮もこれをかすめじ——に萌出もえいづる第二のみつの組は 一一五—一一七
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
根は多年生で肥厚ひこうしており、毎年その株の頭部から花、葉が萌出ほうしゅつするのである。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)