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溺愛
ふりがな文庫
“溺愛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
できあい
97.2%
できあひ
2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
できあい
(逆引き)
と、乳人は蔭で云い暮らしていたが、そう云う父が、それほど
溺愛
(
できあい
)
していた酒を、或る時からふっつり止めてしまったのであった。
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
しかし葉子に対しては倉地は前にもまさって
溺愛
(
できあい
)
の度を加え、あらゆる愛情の証拠をつかむまでは
執拗
(
しつよう
)
に葉子をしいたげるようになった。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
溺愛(できあい)の例文をもっと
(35作品)
見る
できあひ
(逆引き)
後で店の者や近所の人の噂を集めると、總兵衞はこの美しいお道の方を
溺愛
(
できあひ
)
して、同じやうな關係の
姪
(
めひ
)
でありながら、これに聟を取つて、相模屋の跡取にするつもりであつたやうです。
銭形平次捕物控:142 権八の罪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
溺愛(できあひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“溺愛”の意味
《名詞》
溺 愛(できあい)
むやみに可愛がること。
(出典:Wiktionary)
溺
常用漢字
中学
部首:⽔
13画
愛
常用漢字
小4
部首:⼼
13画
“溺”で始まる語句
溺
溺死
溺死人
溺死体
溺死者
溺没
溺器
溺楽
溺兵
溺酔
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