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所拠
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よりどころ
ふりがな文庫
“
所拠
(
よりどころ
)” の例文
怪
(
あやし
)
むべき
哉
(
かな
)
、
曾
(
かつ
)
て
経
(
へ
)
たりし
塲
(
ところ
)
をそのままに夢むる
例
(
ためし
)
は有れ、
所拠
(
よりどころ
)
も無く夢みし跡を、
歴々
(
まざまざ
)
とかく目前に見ると云ふも有る事か。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
虚譚のようだが全く
所拠
(
よりどころ
)
なきにあらず、『
旧唐書
(
くとうじょ
)
』に
払菻国
(
ふつりんこく
)
に
羊羔
(
ひつじのこ
)
ありて土中に生ず、その国人その
萌芽
(
ほうが
)
を伺い垣を
環
(
めぐ
)
らして外獣に食われぬ防ぎとす。
十二支考:06 羊に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
古来飛蛇の話も
所拠
(
よりどころ
)
ありと悟ったという事を、『ネーチュール』誌で読んだ。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
拠
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
“所”で始まる語句
所謂
所以
所
所詮
所為
所作
所業
所在
所々
所有