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緋手絡
ふりがな文庫
“緋手絡”の読み方と例文
読み方
割合
ひてがら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひてがら
(逆引き)
が、ものの三月と
経
(
た
)
たぬ
中
(
うち
)
にこのべらぼう、たった一人の女房の、寝顔の白い、
緋手絡
(
ひてがら
)
の
円髷
(
まるまげ
)
に、蝋燭を
突刺
(
つッさ
)
して、じりじりと燃して
火傷
(
やけど
)
をさした、それから発狂した。
菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
現に私の頭の上には、
緋手絡
(
ひてがら
)
の
大円髷
(
おおまるまげ
)
が
押被
(
おしかぶ
)
さって、この奥さんもそろそろ中腰になって、
坐睡
(
いねむり
)
をはじめたのです。こくりこくりと遣るのに耳へも頬へもばらばらとおくれ毛が
掛
(
かか
)
って来る。
甲乙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
緋手絡(ひてがら)の例文をもっと
(2作品)
見る
緋
漢検準1級
部首:⽷
14画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
絡
常用漢字
中学
部首:⽷
12画
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