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ひてがら
ふりがな文庫
“ひてがら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
緋手絡
66.7%
緋手柄
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
緋手絡
(逆引き)
が、ものの三月と
経
(
た
)
たぬ
中
(
うち
)
にこのべらぼう、たった一人の女房の、寝顔の白い、
緋手絡
(
ひてがら
)
の
円髷
(
まるまげ
)
に、蝋燭を
突刺
(
つッさ
)
して、じりじりと燃して
火傷
(
やけど
)
をさした、それから発狂した。
菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
現に私の頭の上には、
緋手絡
(
ひてがら
)
の
大円髷
(
おおまるまげ
)
が
押被
(
おしかぶ
)
さって、この奥さんもそろそろ中腰になって、
坐睡
(
いねむり
)
をはじめたのです。こくりこくりと遣るのに耳へも頬へもばらばらとおくれ毛が
掛
(
かか
)
って来る。
甲乙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひてがら(緋手絡)の例文をもっと
(2作品)
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緋手柄
(逆引き)
其
(
そ
)
の、
膝
(
ひざ
)
に
萌黄
(
もえぎ
)
の
袖
(
そで
)
を
折掛
(
をりか
)
けて、
突俯
(
つゝぷ
)
した
方
(
はう
)
は、
絞
(
しぼり
)
か
鹿
(
か
)
の
子
(
こ
)
か、ふつくりと
緋手柄
(
ひてがら
)
を
掛
(
か
)
けた、もつれ
毛
(
げ
)
はふさ/\と
搖
(
ゆ
)
れつつも、
煙
(
けむり
)
を
分
(
わ
)
けた
鬢
(
びん
)
の
艶
(
つや
)
、
結綿
(
ゆひわた
)
に
結
(
ゆ
)
つて
居
(
ゐ
)
た。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ひてがら(緋手柄)の例文をもっと
(1作品)
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