“突俯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つッぷ37.5%
つゝぷ37.5%
つっぷ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、娘は誘惑を避けるが如く、畫面にそむいて畳の上へ突俯つッぷしたが、やがて再び唇をわなゝかした。
刺青 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
の、ひざ萌黄もえぎそで折掛をりかけて、突俯つゝぷしたはうは、しぼり鹿か、ふつくりと緋手柄ひてがらけた、もつれはふさ/\とれつつも、けむりけたびんつや結綿ゆひわたつてた。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
やっとこれ丈けのことを云うと、いきなりその場へ突俯つっぷして了うのでした。
パノラマ島綺譚 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)