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緋手柄
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ひてがら
ふりがな文庫
“
緋手柄
(
ひてがら
)” の例文
其
(
そ
)
の、
膝
(
ひざ
)
に
萌黄
(
もえぎ
)
の
袖
(
そで
)
を
折掛
(
をりか
)
けて、
突俯
(
つゝぷ
)
した
方
(
はう
)
は、
絞
(
しぼり
)
か
鹿
(
か
)
の
子
(
こ
)
か、ふつくりと
緋手柄
(
ひてがら
)
を
掛
(
か
)
けた、もつれ
毛
(
げ
)
はふさ/\と
搖
(
ゆ
)
れつつも、
煙
(
けむり
)
を
分
(
わ
)
けた
鬢
(
びん
)
の
艶
(
つや
)
、
結綿
(
ゆひわた
)
に
結
(
ゆ
)
つて
居
(
ゐ
)
た。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
緋
漢検準1級
部首:⽷
14画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
柄
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
“緋手”で始まる語句
緋手絡