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剛気
ふりがな文庫
“剛気”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ごうき
71.4%
がうき
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごうき
(逆引き)
ただ
一呑
(
ひとのみ
)
と
屏風倒
(
びょうぶだおし
)
に
頽
(
くず
)
れんずる
凄
(
すさま
)
じさに、
剛気
(
ごうき
)
の
船子
(
ふなこ
)
も
啊呀
(
あなや
)
と驚き、
腕
(
かいな
)
の力を失う
隙
(
ひま
)
に、
艫
(
へさき
)
はくるりと波に
曳
(
ひか
)
れて、船は
危
(
あやう
)
く
傾
(
かたぶ
)
きぬ。
取舵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
文章を書いても、物のあわれというような弁えのある武士であり、どこに、
剛気
(
ごうき
)
とか、武術とかいうものを潜めているのかと疑われる位なのである。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
剛気(ごうき)の例文をもっと
(5作品)
見る
がうき
(逆引き)
人々大に
怪
(
あやし
)
みおそれて
逃
(
にげ
)
んとするも
在
(
あり
)
しが、
剛気
(
がうき
)
の者雪を
掘
(
ほり
)
てみるに、まづ女の
髪
(
かみ
)
の
毛
(
け
)
雪中に
顕
(
あらはれ
)
たり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
此兄弟
剛気
(
がうき
)
なるものゆゑかの光り物を見きはめ、もし
妖怪
(
ばけもの
)
ならば
退治
(
たいぢ
)
して村のものどもが
肝
(
きも
)
をひしがんとて、ある夜兄弟かしこにいたりしに、をりしも秋の頃水もまさりし川
面
(
づら
)
をみるに
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
剛気(がうき)の例文をもっと
(2作品)
見る
剛
常用漢字
中学
部首:⼑
10画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“剛”で始まる語句
剛
剛毅
剛愎
剛情
剛力
剛腹
剛子
剛毛
剛直
剛勇
“剛気”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
吉川英治
織田作之助
夏目漱石
泉鏡花