“剛子”の読み方と例文
読み方割合
つよこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
窓の外で、剛子(つよこ)、と呼ぶ声がする。沼間(ぬま)夫人だ。沼間夫人は社交室に『キャラコさんの恋人』がいるので、嫌がってはいってこないのだ。
キャラコさん:01 社交室 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
夫人はジャンヌさん、娘はイヴォンヌさんといって、今年(ことし)十七歳になる。朝露(あさつゆ)をうけた白薔薇といった感じで、剛子(つよこ)はたいへんこのお嬢さんが好きだ。
キャラコさん:01 社交室 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
剛子(つよこ)とは妙な名前だが、これは剛情の剛ではない。質実剛健の剛である。長六閣下は、これからの女性は男のいいなりになるようなヘナヘナではいかん。
キャラコさん:01 社交室 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)