“剛毅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごうき93.3%
がうき3.3%
しっかり3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
折竹が、それに気付いたときの失意のさまといったら、剛毅ごうきな彼とはとうてい思えなかったほどだ。木戸は飛行中「天母生上の雲湖ハーモ・サムバ・チョウ
人外魔境:03 天母峰 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
一代身上を築いた嘉兵衞は意志の權化のやうな剛毅がうきな男ですが、今晩はすつかりに返つて、兎もすれば湧く涙を拭ふばかりです。
「どうして、奥さんが大変な剛毅しっかりものだとさ。」
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)