“寿詞”のいろいろな読み方と例文
旧字:壽詞
読み方割合
ヨゴト69.6%
よごと21.7%
じゅし8.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寿詞ヨゴトを伝承したものは、国々家々をつた者の後なる氏々の族長であつた。其由は、日本紀の飛鳥朝になると、明らかになつて来る。
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
二上の寿詞よごともある処だが……。いつひめもいや、人の妻と呼ばれるのもいや——で、尼になる気を起したのでないかと思ひ当ると、もう不安で不安でなう。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
高巾子こうこじ」という脱俗的な曲を演じたり、自由な寿詞じゅし滑稽味こっけいみを取り混ぜたりもして、音楽、舞曲としてはたいして価値のないことで役を済ませて
源氏物語:23 初音 (新字新仮名) / 紫式部(著)