『日本文学の発生（にほんぶんがくのはっせい）』

私は、日本文学の発生について、既に屡〻書いて居る。その都度、幾分違つた方面から、筆をおろしてゐるのだが、どうも、千篇一律になつて居さうなひけ目を感じる。此稿においては、もつと方面を変へて、邑落の形と、その経済の基礎になつて行くものが、文学の …

著者	折口信夫
ジャンル	文学 > 日本文学 > 日本文学
初出	「日本文学講座　第一巻」改造社、1933（昭和8）年10月
文字種別	新字旧仮名
読書目安時間	約35分（500文字/分）
朗読目安時間	約58分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

和（コタ） 度（ワタ） 戸（ド） 治（シ） 明（アカ） 吉（ヨ） 相撲（スマヒ） 物語（モノガタリ） 彼方（アナタ） 賭（カ） 市場（イチニハ） 盲（メシヒ） 乞（コ） 先（さきだ） 王（オホキミ） 際（マ） 飜（ウツ） 別（ワケ） 或（あるいは） 本（モト） 卜（ウラ） 証（アカ） 宅（ヤカ） 宣（ノ） 跛（アシナヘ） 土（くに） 大家（オホヤケ） 即（すなはち） 碍（サハ） 宰（ミコトモチ） 先帝（センダイ） 碓（ウス） 日置（ヒオキ） 戸（ト） 山（ヤマ） 纔（わづ） 尾籠（ヲコ） 当麻（タギマ） 建部（タケルベ） 穴太（アナホ） 祝詞（ノリト） 領巾（ヒレ） 麻績（ヲミ） 海阪（ウナザカ） 免（ゆる） 曙立（アケタツ） 別部（ワケベ） 寧（むしろ） 常世（トコヨ） 莵上（ウナカミ） 伴造（トモノミヤツコ） 蹶速（クヱハヤ） 寿詞（ヨゴト） 屡〻（しばしば） 語部（カタリベ） 誓占（ウケヒ） 益（ますます） 脇戸（ワキド） 後院（ゴヰン） 才男（サイノヲ） 稍（やや） 神遊（カミアソビ） 祇（ツミ） 略（ほぼ）

題名が同じ作品

日本文学の発生 （新字旧仮名）／ 折口信夫 （著）

日本文学の発生：――その基礎論―― （新字旧仮名）／ 折口信夫 （著）