“寿司屋”の読み方と例文
読み方割合
すしや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世は様々だ、今ここを通っているおれは、あすの朝になると、もう五六十里先へ飛んで行く。とは寿司屋すしやの職人も今川焼の婆さんも夢にも知るまい。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
次が西銀座にすばらしい店舗を持つ「久兵衛きゅうべえ」である。この店の主人は珍しく人物ができていて、寿司屋すしやにしておくのには惜しいくらいの男である。
握り寿司の名人 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
広小路ひろこうじの方まで行って寿司屋すしやだのおでん屋などに飛び込み、一時半か二時にもなってヒョックリ帰園きえんいたしますこともございますので、その日も多分いつものでんだろうと
爬虫館事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)