“御寿司”の読み方と例文
読み方割合
おすし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「多々良さん、今日は御寿司おすしを持って来て?」と姉のとん子は先日の約束を覚えていて、三平君の顔を見るや否や催促する。多々良君は頭をきながら
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
実に何と云って好いかあわれな姿でおたねさんが、わたしの顔を見るとけ出して来ました。……晩の御飯をこしらえる事もできないだろうと思って、御寿司おすしあつらえて御夕飯の代りに上げました……
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)