“しゅうげん”の漢字の書き方と例文
語句割合
祝言100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「先方は、是非ということでな、お前さえ承知なら、この秋には、祝言しゅうげんという段取りにまで運びたい、といいなさっとる」
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
「いや、私は先代の亡くなった後、人のすすめで、入婿いりむこに入ったとは言っても、表向おもてむき祝言しゅうげんをしたわけではありません」
銭形平次捕物控:282 密室 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
山陰の旧家には椀籠負わんこおいという祝言しゅうげんがあり(民俗学四巻四号)、九州南部に行くとかまどの前の田の神舞かみまいがあり、あるいはまた各地方の七軒もらいがあり
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)