“ほぎごと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
祝言50.0%
祝詞50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
立派に祝言ほぎごとの報酬として食を乞うものを、「ほかいびと」すなわち乞食と云いました。それがなまって「ほいと」と云うことになりました。
これは「ことほぎ」(言祝ことほぎ)で、言葉で以てぐの意であります。そこで祝言ほぎごとのことをば「寿詞じゅし」とも書いてあります。その言祝ことほぎをなす人を「ほかいびと」と云います。
その祝言ほぎごとも、ただ口で目出たい事を述べるだけでは不十分でありますから、節を付けて面白く歌うとか、それを楽器に合わすとか、手振り・身振りを加えて所謂おどりをするとか、人形をまわすとか
京都の平野神社ひらのじんじゃや、宮中の園神社そののじんじゃ韓神社からのじんじゃの御祭には、山人やまびとを呼んで来て管絃を以て迎えて御馳走をする。また山人が庭火を焚き、例の祝詞ほぎごとを申すという儀式がある。