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おめでた
ふりがな文庫
“おめでた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
御目出度
25.0%
御芽出度
25.0%
白痴
25.0%
祝言
25.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御目出度
(逆引き)
彼はこう云う点になると、実際どこまでも
御目出度
(
おめでた
)
く出来上った人間の一人であった。しかしまたその御目出度さがあらゆる強者に特有な
烙印
(
やきいん
)
である事も事実であった。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
他の一団はまた犬のごとく盲目的に彼を崇拝した。さらにまた他の一団は彼の野性と
御目出度
(
おめでた
)
さとに残酷な
嘲笑
(
ちょうしょう
)
を浴せかけた。最後に数人の若者たちは心から彼に信服した。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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御芽出度
(逆引き)
モダン・ガールといふものが見られるのは
御芽出度
(
おめでた
)
いとも申さうか、『今様くどき』の著者には、ちよつと面はゆい心地がする。
名古屋スケッチ
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
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白痴
(逆引き)
依頼
(
たのみ
)
というは他でもない。お前はそういう人間だから——平ったく云やあ
白痴
(
おめでた
)
いから皆の者が油断してどんな所へはいって行こうと叱る者もなけりゃ怪しむ者もない。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
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祝言
(逆引き)
若旦那とオモヨさんの
祝言
(
おめでた
)
があるというような事で、呉さんのお家はもう、何とのう浮き上るようなあんばいで……ヘイ……。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
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