“御目出度”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おめでたい57.1%
おめでた14.3%
おめでと14.3%
おめでたく14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
是(これ)はね、昨日(きのふ)ある人(ひと)の銀婚式(ぎんこんしき)に呼(よ)ばれて、貰(もら)つて來(き)たのだから、頗(すこ)ぶる御目出度(おめでたい)のです。貴方(あなた)も一切(ひときれ)位(ぐらゐ)肖(あやか)つても可(い)いでせう
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
彼はこう云う点になると、実際どこまでも御目出度(おめでた)く出来上った人間の一人であった。しかしまたその御目出度さがあらゆる強者に特有な烙印(やきいん)である事も事実であった。
素戔嗚尊 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
子供達はおずおずと屠場を覗(のぞ)いていた。犬もボンヤリ眺めていた。巡査は逢う人毎に「御目出度(おめでと)う」と言ったまま、火のある小屋の方へ行った。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
何(なに)實(じつ)を云(い)ふと、二十年(ねん)も三十年(ねん)も夫婦(ふうふ)が皺(しわ)だらけになつて生(い)きてゐたつて、別(べつ)に御目出度(おめでたく)もありませんが、其所(そこ)が物(もの)は比較的(ひかくてき)な所(ところ)でね。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)