“御目出”の読み方と例文
読み方割合
おめで100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
元日を御目出おめでたいものとめたのは、一体何処どこの誰か知らないが、世間がれに雷同らいどうしているうちは新聞社が困るだけである。
元日 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
夫婦ふうふになつてるのがにくらしいつて、いしあたまられるおそれは、まあいですからね。しかも双方さうはうともに二十ねんも三十ねん安全あんぜんなら、まつた御目出おめでたいにちがひありませんよ。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
御米およねはたゞ結構けつこう御座ございますとか、御目出おめでたう御座ございますとか言葉ことばを、間々あひだ/\はさんでゐた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)