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御目出度
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おめでたい
ふりがな文庫
“
御目出度
(
おめでたい
)” の例文
是
(
これ
)
はね、
昨日
(
きのふ
)
ある
人
(
ひと
)
の
銀婚式
(
ぎんこんしき
)
に
呼
(
よ
)
ばれて、
貰
(
もら
)
つて
來
(
き
)
たのだから、
頗
(
すこ
)
ぶる
御目出度
(
おめでたい
)
のです。
貴方
(
あなた
)
も
一切
(
ひときれ
)
位
(
ぐらゐ
)
肖
(
あやか
)
つても
可
(
い
)
いでせう
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
『
私
(
わし
)
は又、選挙の方が忙しくて、其で地方廻りでも
為
(
し
)
て居るのかと思つた。へえ、
左様
(
さう
)
ですかい、そんな
御目出度
(
おめでたい
)
ことゝは
少許
(
すこし
)
も知らなかつたねえ。』
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
夫許
(
そればかり
)
ではない。もし自分が結婚する気なら、却つて、此狂言を利用して、
自
(
みづか
)
ら人巧的に、
御目出度
(
おめでたい
)
喜劇
(
きげき
)
を作り
上
(
あ
)
げて、生涯自分を
嘲
(
あざ
)
けつて満足する事も出来た。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
そればかりではない。もし自分が結婚する気なら、却って、この狂言を利用して、自ら人巧的に、
御目出度
(
おめでたい
)
喜劇を作り上げて、生涯自分を
嘲
(
あざ
)
けって満足する事も出来た。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
度
常用漢字
小3
部首:⼴
9画
“御目出”で始まる語句
御目出