“穢物”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えもつ20.0%
おぶつ20.0%
よごれもの20.0%
ゑぶつ20.0%
ケガレモノ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当時触穢(しょくえ)の禁忌をやかましく言った時代であったから、穢物(えもつ)を扱う人を嫌うということは、自然の勢いであったに相違ない。
「エタ」名義考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
ここは城中の穢物(おぶつ)を流す水門なので、味方にさえ眼につかない所なので、対岸の敵も自然、注意を欠いているし、備えも手薄と見たからである。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
部屋だけの約束だったのが、何時の間にか食事まで一緒にするようになり、そして私の娘は、私の知らない間に、西谷の穢物(よごれもの)などまで洗ってやるようになっていた。
斯(かゝ)る曲物(くせもの)を置きたりとて何の障(さは)りにもなるまじけれど、その芥(あくた)ある処に集り、穢物(ゑぶつ)あるところに群がるの性あるを見ては、人間の往々之に類するもの多きを想ひ至りて聊(いさゝ)か心(むね)悪くなりたれば
秋窓雑記 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
江戸時代には、淡島願人(グワンニン)と言ふ乞食房主が廻り歩いて、此信仰を宣伝し、婦人達から、衣類を奉納させたり、かもじ其他の穢物(ケガレモノ)を集めて廻つたりした。