“触穢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょくえ66.7%
ソクヱ25.0%
けがれ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しばしば触穢しょくえの原因をなしたということがあるから、多分同じころ一時の現象として、御所の燈火も大橋から見えたのだろうとも思われる。
其等の無事息災よりも、まづ其人々の宗教的罪悪(主として触穢ソクヱ)の為に、主人の身上家屋に禍ひの及ばない様にするのであつた。
古代生活の研究:常世の国 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
他でもないそれは仏陀ほとけだ! ……太占うらないをもって神意を問い、大嘗だいじょう斎服の神殿を造り、触穢けがれを忌み清浄を喜ぶ。これは決して悪いことではない。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)