穢物ゑぶつ)” の例文
かゝ曲物くせものを置きたりとて何のさはりにもなるまじけれど、そのあくたある処に集り、穢物ゑぶつあるところに群がるの性あるを見ては、人間の往々之に類するもの多きを想ひ至りていさゝむね悪くなりたれば
秋窓雑記 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)