“穢濁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えだく50.0%
あいだく25.0%
くわいだく25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とはいえ、何といってもこのことは比類のない穢濁(えだく)でなければならない。ただに私にとってのみならず、父にとっても、叔父にとっても、人類にとっても……。
十度(とたび)、これを洗(あら)ひたるものは、生(うま)れし兒(こ) 清秀(せいしう)にして貴(たつと)し。洗(あら)ふこと二三度(にさんど)なるものは、尋常(じんじやう)中位(ちうゐ)の人(ひと)、まるきり洗濯(せんたく)をしないのは、昏愚(こんぐ)、穢濁(あいだく)にして、然(しか)も淫亂(いんらん)だ、と教(をし)へたのである。
みつ柏 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
温泉あり。綿の湯といふ。上中下(かみなかしも)を分(わかつ)ている。上の湯は清灑(せいしや)にして臭気なし。これを飲めば酸味あり。上の湯の流あまりを溜(たむ)るを中といひ、又それに次(つぐ)を下といふ。轎夫(けうふ)駄児(たじ)の類浴する故穢濁(くわいだく)なり。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)