“くわいだく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
快諾50.0%
穢濁50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手紙には、五月号にに合ふやうに短篇を一つお願ひしたい。御都合ごつがふ如何いかがと書いてあつた。僕は勿論快諾くわいだくした。
続野人生計事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
温泉あり。綿の湯といふ。上中下かみなかしもわかつている。上の湯は清灑せいしやにして臭気なし。これを飲めば酸味あり。上の湯の流あまりをたむるを中といひ、又それにつぐを下といふ。轎夫けうふ駄児たじの類浴する故穢濁くわいだくなり。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)