トップ
>
穢多
ふりがな文庫
“穢多”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
えた
70.0%
ゑた
20.0%
えった
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えた
(逆引き)
穢多に革細工
之
(
これ
)
を
喩
(
たと
)
えば
革細工
(
かわざいく
)
だから
穢多
(
えた
)
にさせると
云
(
い
)
うと同じ事で、マア
御同前
(
ごどうぜん
)
は
雪駄
(
せった
)
直しを見たような者だ。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
穢多(えた)の例文をもっと
(7作品)
見る
ゑた
(逆引き)
もとより内証はよし、病室は第一等、看護婦の肩に懸つて長い廊下を往つたり来たりするうちには、
自然
(
おのづ
)
と
豪奢
(
がうしや
)
が人の目にもついて、誰が
嫉妬
(
しつと
)
で
噂
(
うはさ
)
するともなく、『
彼
(
あれ
)
は
穢多
(
ゑた
)
だ』といふことになつた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
穢多(ゑた)の例文をもっと
(2作品)
見る
えった
(逆引き)
一体下等社会の者に
附合
(
つきあ
)
うことが
数寄
(
すき
)
で、出入りの百姓町人は
無論
(
むろん
)
、
穢多
(
えった
)
でも乞食でも
颯々
(
さっさつ
)
と近づけて、軽蔑もしなければ
忌
(
いや
)
がりもせず言葉など
至極
(
しごく
)
丁寧でした。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
穢多(えった)の例文をもっと
(1作品)
見る
“穢多”の意味
《名詞》
(日本史)身分制度の身分のひとつ。士農工商の下に置かれ、皮革関係の仕事等に従事した。村外れの場所等に居住させられる等の差別を受けた。
(出典:Wiktionary)
“穢多”の解説
穢多(えた)とは、日本において中世以前から見られる身分制度の身分のひとつである。
(出典:Wikipedia)
穢
漢検1級
部首:⽲
18画
多
常用漢字
小2
部首:⼣
6画
“穢”で始まる語句
穢
穢土
穢苦
穢物
穢虫
穢濁
穢人
穢汚
穢悪
穢身
“穢多”のふりがなが多い著者
中里介山
蒲原有明
大隈重信
福沢諭吉
幸田露伴
島崎藤村
喜田貞吉
宮沢賢治