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穢苦
ふりがな文庫
“穢苦”の読み方と例文
読み方
割合
むさくる
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むさくる
(逆引き)
月代
(
さかやき
)
の伸びた荒くれ男どもは本職の渡世人らしく、頬冠りや向う鉢巻で群がっている
穢苦
(
むさくる
)
しい老若は、近郷近在の百姓や地主らしい。
名娼満月
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
楽声を聴いて心を悦ばせるには、上品でなくてはならないというのではないが、いかにも
穢苦
(
むさくる
)
しい感じを与えられた。
下卑
(
げび
)
ていたこともいなまれなかった。
豊竹呂昇
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
穢苦
(
むさくる
)
しい六疊室の、西向の障子がパッと明るく日を受けて、室一杯に莨の煙が蒸した。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
穢苦(むさくる)の例文をもっと
(7作品)
見る
穢
漢検1級
部首:⽲
18画
苦
常用漢字
小3
部首:⾋
8画
“穢”で始まる語句
穢
穢土
穢多
穢物
穢虫
穢濁
穢人
穢汚
穢悪
穢身
“穢苦”のふりがなが多い著者
作者不詳
石川啄木
薄田泣菫
夢野久作
長谷川時雨