トップ
>
むさくる
ふりがな文庫
“むさくる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
穢苦
36.8%
汚苦
15.8%
穢
15.8%
汚穢
10.5%
悒鬱
10.5%
陋苦
10.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
穢苦
(逆引き)
楽声を聴いて心を悦ばせるには、上品でなくてはならないというのではないが、いかにも
穢苦
(
むさくる
)
しい感じを与えられた。
下卑
(
げび
)
ていたこともいなまれなかった。
豊竹呂昇
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
むさくる(穢苦)の例文をもっと
(7作品)
見る
汚苦
(逆引き)
主人のような
汚苦
(
むさくる
)
しい男にこのくらいな影響を与えるなら吾輩にはもう少し
利目
(
ききめ
)
があるに相違ない。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
むさくる(汚苦)の例文をもっと
(3作品)
見る
穢
(逆引き)
榕樹
(
がぢまる
)
、ビンギ、
梯梧
(
でいご
)
、
福樹
(
ふくぎ
)
などの亜熱帯植物が亭々と聳え、鬱蒼と茂り合った蔭に群った一部落。家々の周囲には竹やレークの生籬が廻らしてある。その家が低い茅葺で、
穢
(
むさくる
)
しい事は云ふ迄もない。
奥間巡査
(新字旧仮名)
/
池宮城積宝
(著)
むさくる(穢)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
汚穢
(逆引き)
しかもこんな
汚穢
(
むさくる
)
しい町の小さな犬屋のオヤジにもかかわらず、私たちの運転手がいくら案内を請うても返事ばかりで、おそらく十五、六分ばかりも待たされたであろうか。
陰獣トリステサ
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
むさくる(汚穢)の例文をもっと
(2作品)
見る
悒鬱
(逆引き)
「サア、ここは
悒鬱
(
むさくる
)
しくていけません。お作や、奥へお連れ申して……何はなくとも、春初めだから、お酒を一口……。」
新世帯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
むさくる(悒鬱)の例文をもっと
(2作品)
見る
陋苦
(逆引き)
いかにも
安易
(
やすやす
)
として清げなさまで、昨日までの
陋苦
(
むさくる
)
しい有様とはあまり違って、
立勝
(
たちまさ
)
って見ゆる紳士ぶりに、生きている方がよいか、死んだ者の方がよいかと妙な風な考えになって
マダム貞奴
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
むさくる(陋苦)の例文をもっと
(2作品)
見る
検索の候補
むそ
むさ
けがれ
きたなら
きたな
いぶせ
うっとう
ケガ
じじむさ
ゆううつ