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じじむさ
ふりがな文庫
“じじむさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
爺々汚
40.0%
悒鬱
20.0%
爺汚
20.0%
爺穢
20.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
爺々汚
(逆引き)
髪はそれほどでもないが、
剃
(
そ
)
る事のできないで不本意らしく
爺々汚
(
じじむさ
)
そうに生えた
髯
(
ひげ
)
に至っては、見るから
憐
(
あわ
)
れであった。余は一人の兄の太く
逞
(
たくま
)
しい髯の色をいまだに記憶している。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
じじむさ(爺々汚)の例文をもっと
(2作品)
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悒鬱
(逆引き)
庸三は
悒鬱
(
じじむさ
)
い自分の恋愛とは違って、彼らの恋愛をすばらしく
絢爛
(
けんらん
)
たるものに評価し、ひそかに
憧憬
(
しょうけい
)
を寄せていたのだったが、合理的な清川のやり口の手堅さを知ることができたと同時に
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
じじむさ(悒鬱)の例文をもっと
(1作品)
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爺汚
(逆引き)
先生は背の低い、眼の大きい、
瘠
(
や
)
せた男で、
顎
(
あご
)
から
頬
(
ほお
)
へ掛けて、
髯
(
ひげ
)
が
爺汚
(
じじむさ
)
く
生
(
は
)
えかかっていた。そうしてそのざらざらした顎の
触
(
さわ
)
る着物の
襟
(
えり
)
が薄黒く
垢附
(
あかづ
)
いて見えた。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
じじむさ(爺汚)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
爺穢
(逆引き)
「変らないことがあるものですか、商売が商売ですし、それに手は足りないし、
装
(
なり
)
も振りもかまっちゃいられないんですもの、
爺穢
(
じじむさ
)
くなるばかりですのさ」
深川女房
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
じじむさ(爺穢)の例文をもっと
(1作品)
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