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爺々汚
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じじむさ
ふりがな文庫
“
爺々汚
(
じじむさ
)” の例文
「いくら保養でも、
家
(
うち
)
へ帰ると、少しは
気疲
(
きづかれ
)
が出るものよ。けれどもあなたは
余
(
あん
)
まり
爺々汚
(
じじむさ
)
いわ。
後生
(
ごしょう
)
だから
一休
(
ひとやすみ
)
したら御湯に行って頭を刈って
髭
(
ひげ
)
を
剃
(
す
)
って来てちょうだい」
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
髪はそれほどでもないが、
剃
(
そ
)
る事のできないで不本意らしく
爺々汚
(
じじむさ
)
そうに生えた
髯
(
ひげ
)
に至っては、見るから
憐
(
あわ
)
れであった。余は一人の兄の太く
逞
(
たくま
)
しい髯の色をいまだに記憶している。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
爺
漢検準1級
部首:⽗
13画
々
3画
汚
常用漢字
中学
部首:⽔
6画
“爺々”で始まる語句
爺々
爺々臭