“ゆううつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
憂鬱77.0%
憂欝8.6%
悒鬱8.6%
幽鬱3.1%
幽欝1.4%
悒欝1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これでは今日も、日本空軍のはげしい爆撃があるだろうと思って憂鬱になったとたんに、ぷーっという空襲警報のサイレンであった。
という噂が、だんだん確からしさを帯びて来て、住民達の憂欝と、焦燥と、自棄の中に街全体をつきのない騒然たるものにしていた。
雲南守備兵 (新字新仮名) / 木村荘十(著)
自分自身の話に亢奮したらしく眼は輝いて頬に血の気が上り、先刻のような寒そうな悒鬱なようすは、どこにも残っていなかった。
流転 (新字新仮名) / 山下利三郎(著)
しかも処々に散見する白楊の立樹は、いかに深くこの幽鬱な落葉樹が水郷の土と空気とに親しみを持っているかを語っている。
松江印象記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
花柳病と併せてそれらのものが駆逐されるのでなければ、人類の幸福は常に幽欝な陰影を伴うことを免れません。
新婦人協会の請願運動 (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
その中に悒欝的論派とも言うべき慷慨民権派は実に薩摩なる西郷氏を欽慕するものに係る
近時政論考 (新字新仮名) / 陸羯南(著)