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悒欝
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ゆううつ
ふりがな文庫
“
悒欝
(
ゆううつ
)” の例文
が、
悒欝
(
ゆううつ
)
ではない。僕達の
特務
(
とくむ
)
も、このたびが
仕納
(
しおさ
)
めだと思うと、湧きあがってくる
感傷
(
かんしょう
)
をどうすることも出来ないのであろう。
人造人間殺害事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
その中に
悒欝
(
ゆううつ
)
的論派とも言うべき慷慨民権派は実に薩摩なる西郷氏を欽慕するものに係る
近時政論考
(新字新仮名)
/
陸羯南
(著)
忌わしい翳が、又黒吉を
悒欝
(
ゆううつ
)
の底に押戻した。
夢鬼
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
僕は四宮理学士が
先刻
(
さっき
)
言った言葉を思い出して、
悒欝
(
ゆううつ
)
になった。それにしても四宮氏は二階に居ないのかしら。
階段
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
悒
漢検1級
部首:⼼
10画
欝
部首:⽊
25画
“悒”で始まる語句
悒鬱
悒
悒々
悒悒
悒然